本文へジャンプ

学術講演会

令和6(2024)年度第82回学術講演会

大会長挨拶

現在、準備中です。
詳細が決まり次第、掲載いたします。

このたび、第82回学術講演会を令和6年(2024年)4月20日(土)、21日(日)の2日間、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科顎顔面機能再建学講座歯科生体材料学分野の担当で、かごしま県民交流センター(カクイックス交流センター)において開催する運びとなりました。鹿児島での開催は、平成21年(2009年)秋の第54回以来ですので、実に14年半ぶりとなります。長かったコロナ禍も落ち着きつつあり、また、前回の第81回から1年後の開催ということで、どれくらいの演題が集まるか期待と不安でいっぱいでしたが、蓋を開けてみると95演題もの多くのお申し込みがあり、関係者一同、大変喜んでおります。誠にありがたく厚く御礼申し上げます。本学術講演会が参加される皆様にとって充実したものとなるよう、準備を進めてまいります。

「十年一昔」という言葉がありますが、この14年半で世の中のDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速しました。身近なところでは、スマートフォンや5G(第5世代移動通信システム)の普及、コロナ禍によるリモートワークやオンライン授業の半ば強制的な導入、最近では生成AIの登場など、さまざまな変化がありました。歯科でも平成26年度診療報酬改定でCAD/CAMが保険導入され、本格的な普及期に入りました。本学会の学術講演会の演題も時代の流れとともに変化しつつあるのを感じます。

閑話休題、学術講演会初日は、鹿児島ならではの企画として、鹿児島大学農学部附属「焼酎・発酵学教育研究センター」教授の髙峯和則先生に特別講演をお願いし、「芋焼酎の風味を科学する」という演題でお話しいただきます。お酒は、最終的に「官能評価」、すなわち、人の感覚で良好な結果を得る必要があるわけですが、このことは歯科材料や器械の評価にも通じるものがあり、DXが進んでも変わらないと思われます。お酒を飲まれる方だけでなく、私のように全く飲めない方にも興味を持っていただける内容と存じますので、どうぞご期待ください。なお、懇親会会場は、前回と同じ城山ホテル鹿児島(旧城山観光ホテル)で、講演会会場からの移動は、同ホテルのシャトルバスをご利用いただく予定です。

学術講演会2日目は、岡山大学教授の松本卓也先生をモデレーター、東京医科歯科大学教授の島田康史先生、徳島大学教授の松香芳三先生、宝塚医療大学教授(岡山大学名誉教授)の森田 学先生の3名の先生方を講師として学会主導型シンポジウム「口腔検査装置アップデート」を開催いたします。また、YAMAKIN株式会社との共催でランチョンセミナーおよびDental Materials Adviser/Senior Adviser特別セミナー「メタルレスを目指した新しいブリッジ修復材料『KZR-CADファイバーブロック』シリーズ」も開催いたしますので、あわせてご期待いただきたく存じます。

鹿児島には桜島や旧集成館機械工場を含む世界文化遺産など数々の観光名所がございます。会場周辺にも鶴丸城御楼門や西郷隆盛銅像など「写真映え」する場所がございますので、休憩の折にご覧ください。また、ご当地グルメもたくさんあり、学会以外でもお楽しみいただけるものと存じます。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

令和6年2月吉日

第82回日本歯科理工学会学術講演会
大会長 菊地 聖史

ページの先頭へ戻る