令和8(2026)年度第84回学術講演会
大会長挨拶
現在、準備中です。
詳細が決まり次第、掲載いたします。
このたび,第83回学術講演会を令和7年(2025年)4月19日(土),20日(日)の2日間,愛知学院大学 歯科理工学講座の担当で,愛知学院大学楠元キャンパス110周年記念講堂において開催する運びとなりました.名古屋での開催は,平成18年(2006年)秋の第48回以来ですので,18年半ぶりとなります.口頭発表21題(うち研究奨励選考対象 7題),ポスター発表52題の合計73題の研究発表の申込みがあり,関係者一同,大変喜んでおります.誠にありがたく厚く御礼申し上げます.皆さまにとって充実した本学術講演会となるよう,万全の準備を進めてまいります.
世界の歯科医業に,デジタル化の大きな波が押し寄せ,日本の歯科医業も混沌とし,試行錯誤が続いております.そこで,今回の第83回日本歯科理工学会学術講演会が歯科界の未来を拓く契機となることを願っております.
講演会初日の特別講演Ⅰとして,中原 貴 先生(日本歯科大学生命歯学部 発生・再生医科学講座 教授)に「歯髄細胞が拓く歯科医療のパラダイムシフト」という題で講演していただきます.抜去歯は医療廃棄物として処分されてきましたが,京都大学iPS細胞研究財団との共同研究がスタートし,歯科における再生医療の未来ビジョンが描かれつつあります.
同日の特別講演Ⅱとして,鈴木 健司先生(順天堂大学大学院医学研究科 呼吸器外科学講座 教授,株式会社ソラセンテス CEO)に「近代外科學のevolution -変わるものと変わらないもの」について講演していただきます.「変わらないもの」としてCTやMRIが発展し,細胞レベルの画像診断が可能になった時代においても,患者を五感で“診る”ことの重要性を強調したい.また「変わるもの」としてExtended realityを活用し,医療安全を劇的な向上に取り組んでこられました.
なお,懇親会会場は,ヒルトン名古屋で,講演会会場からの移動には,チャーターのシャトルバスをご利用いただく予定です.
学術講演会2日目は,日本大学松戸歯学部 教授の谷本安浩先生をモデレーター,福岡歯科大学 講師の梶本 昇先生,鹿児島大学 講師の勝俣愛一郎先生,九州歯科大学 准教授の池田 弘先生および九州大学大学院 准教授の林 幸壱朗先生の4名の先生方を講師として学会主導型シンポジウム「歯科理工学における次世代研究者の挑戦的研究」を開催いたします.また,ランチョンセミナーおよびDental Materials Adviser/Senior Adviser 特別セミナー「歯科におけるバイオミメティックアプローチ:ショートファイバー配合フロアブルCRによるデンチンリプレイスメント」を株式会社ジーシーと共催いたします.あわせてご期待いただきたく存じます.
名古屋へ,いりゃぁせ!!
令和7年3月吉日
第83回日本歯科理工学会学術講演会
大会長 大熊 一夫